ローブモンタント
ローブモンタントとは、襟ぐりの開いていない、女性の昼の正礼装にあたるアフタヌーンドレスのことです。
モンタントとはフランス語で「立った、上った」の意味する言葉で、「立襟」のことです。首から肩、背を覆うデザインで、胸・肩・背などが大きく開いたローブデコルテとは、対照的な襟ぐりになります。袖は長袖になり、夏でも7分袖となります。裾が長く、後ろに引いたロングドレスが多いです。
男性のモーニングコートや昼からのイブニングコートに合わせて、昼間の公式儀式に着用する礼装として着用されます。
海外で、伝統的で格式のあるキリスト教式の結婚式に着用されるドレススタイルで、そして、ベールを頭から被ります。日本でも、昼間の格調高い結婚式や披露宴でも着用します。
素材にはシルキーで艶のあるものがふさわしく、シルク、ファインウール、合繊などの無地または小さな織り柄のあるものから選び、上下揃いの素材にします。