ニードルポイントレース
ニードルポイントレースとは、針レースの一種でかがる技法のレースのことをいいます。起源は中世イタリアのベネチアに遡ります。
元々はボタンホールステッチを中心とし たカットワークの技法を応用して作られた物です。刺繍に近い技法です。
18世紀のフランスで作られていたものを「アランソン」と言い、アランソンを元に19世紀にベルギーで作られたものを「ポワンドガーズ」と言います。ボビン・レースと並んでレースの2大技法の一つとされています。
ボビンレースは「レースの王様」と言われているのに対して、ニードルポイントレースは「レースの女王様」と呼ばれています。
混同されがちなニードルポイントは刺繍の技法で、ニードルポイント・レースとは違います。