ウエディングのお仕事

ウエディングのお仕事

ブライダル業界の基本

結婚式場 ウエディング

結婚式場(専門式場)ウエディングの始まりは、昭和6年に開業した目黒雅叙園と言われています。

結婚式場は大きく分けて2つの種類に分けることができます。

たとえば、椿山荘や八芳園などのレストランやカフェなども併設され、複数の宴会場が設備された「総合結婚式場」。

もうひとつは、玉姫殿でお馴染みの「冠婚葬祭互助会系の結婚式場」です。
互助会系とは、毎月一定の掛け金を一定期間積み立てることにより、結婚式や葬式などが格安でおこなえるシステムです。

互助会組織に加盟する結婚式場の名称としては「玉姫殿」が有名ですが、現在は玉姫殿の名称を変更する互助会系の結婚式場が増えています。ベルクラシック(株式会社ベルコ)などが有名でしょう。

結婚式場の流行

1970年代半ば~80年代の結婚式はホテル、結婚式場が一般的でした。

結婚式場には結婚式のみがおこなえる結婚式場と、コンサートや企業・地域の宴会場などもおこなえる多目的ホールの結婚式場がありました。地方の結婚式場で「○○会館」といった名称の場合は、かつては多目的ホールだった場合が多いです。

70年代、80年代には多くの結婚式場が建てられました。なかでも互助会系の結婚式場は「玉姫殿」のブランド名を全面的に押し出してTV-CMの放送で知名度を上げ、新郎新婦のご両親が互助会に入会していることも多いことから、互助会系の結婚式場は人気となります。

ホテルのウエディング同様、バブル時代は結婚式場の絶頂期と言えるでしょう。

バブル期の結婚式は、派手なライティング、レーザー、スモークなどによる演出や、天井からゴンドラでの登場、何メートルもある巨大なウエディングケーキ、お色直しも2回、3回とおこない披露宴は3時間~5時間近くになることもありました。とにかくお金をかけて派手な結婚式をおこなう「派手婚」が流行します。

結婚式場の過渡期

バブル崩壊で「派手婚」は一転して、予算をかけずに自分らしい結婚式をおこなう「地味婚」がブームとなり、結婚式場の多くは打撃を受けます。

同じようにバブル崩壊後で打撃を受けていた高級レストランが「レストランウエディング」を開始するとこれが「地味婚」世代にヒット。

数々のレストランがウエディングサービスを提供、または新しいレストランウエディングが誕生します。

結婚式場の再ブーム

80年代のチャペルはホテル内や敷地内の作られた小型で質素なチャペルでしたが、バブル崩壊直前・直後に、現在のようなコウモリ型の天井や巨大なステンドグラスが並べられた立派な「独立型チャペルがある結婚式場」が増え始めます。

多目的ホールのような外観ではなく、おしゃれな外観で独立型チャペルがある新しいタイプの結婚式場で、教会のステンドグラスを背景にウエディングドレス姿で挙式を挙げたいチャペルファンの花嫁に支持されて人気となり、新しいブライダル事業者が続々と創業します。

バブル前とバブル崩壊後で、結婚式場は外観もサービスも大きく変わったと言えるでしょう。

独立型チャペルのウエディングが人気となりましたが、2000年代に「ハウスウエディング」が誕生。一大ブームとなり、次第にハウスウエディングに集客を奪われていきます。

対抗策として、披露宴会場をハウスウエディングのような邸宅風の外観や内装へとリフォームしたり、披露宴会場の1つを貸切タイプにできるように改築し、ハウスウエディングの良いところを積極的に取り入れていきます。

さらにハウスウエディングには珍しい、大型の独立型チャペルがあることも売りとして再び集客を取り戻していきます。

ハード面の競争が続いた結婚式場でしたが、現在はどの結婚式場も綺麗で豪華になっており、ソフト面の強化による差別化が進んでいます。

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