ジャカード

ジャカード織とは、フランス人発明家のジョセフ・マリア・ジャカールが考案した織機で織った布のことです。

織機の原理は、紙に穴を開け、縦糸に上下開口の命令を送り、縦糸の操作を穴によって行います。この二進法の原理方式が、コンピューターの発明の元となります。

それ以前の機械の織物と比べ、立体的で複雑で大きな柄を作る事が出来るようになり、編地は無地柄編地と色柄編地があります。無地柄編地は凹凸、粗密などの変化を組み合わせでできた無地柄で、色模様編地は多種の色糸を使って編み込み、様々な柄を織り上げます。大柄なものをジャカード、中間をセミ・ジャカード、またはインターメディエート・ジャカードといいます。