カシュクール
カシュクールとは、、胸が隠れる程度の短い上着のことです。
カシュクールはフランス語で、隠れるという意味の「カシュ」と、心臓の「クール」を合わせた言葉です。バレリーナがレッスンの時に着る練習着として1980年代頃に登場したとされます。本来は、ベストやボレロのように短めの上着を指しますが、現在の解釈では広く、巻きつけるタイプのブラウスやシャツも含まれます。
包むという意味の「ラップ」からラップブラウス、または、クロスオーバー・フロントともいいます。フランス語で体を「コール」といい「カシュコール」という名で呼ばれることもあります。
日本の着物のように胸のあたりを隠す様な、前身頃(まえみごろ)の左右の襟を打ち合わせたデザインで、ボタンを用いないで前や後ろで結ぶデザインが多いです。 素材は伸縮性のあるジャージや、柔らかさを強調するシフォン風素材などが中心で、軽く羽織るアイテムとして便利です。