パフスリーブ
パフスリーブとは、肩から肘の上にかけての二の腕の部分が大きく膨らんだ袖のことです。別名、バブルスリーブといい、「ちょうちん袖」と呼ばれます。膨らんだ袖が女性らしく可愛らしい印象を与えるため、女性用ブラウスやワンピースに使用されます。
パフは、衣服の膨れた部分をいい、袖付け、袖口などにギャザーやシャーリングを施して中間を膨らませた袖を意味します。
パフスリーブは、通常、半袖さし、長袖のパフスリーブは、ビショップスリーブ、メロンスリーブと呼びます。一般的には、半袖、長袖も含め、パフスリーブと総称します。
パフスリーブはルネッサンス時代に原型があり、17世紀のバロック時代には装飾的にいくつも重ねたパフスリーブも流行しました。、19世紀には原型のパフスリーブに戻っています。