ウエディングプランナーに向いている人、必要な素質とは?
ウエディングプランナーの仕事は、新規顧客の獲得から、結婚式をプランニングするための接客といった営業が主な仕事になります。また、書類の作成が多いためデスクワークも多くあります。
「営業は苦手」「書類作成は苦手」という方でも、ウエディングプランナーとして長く活躍している人は多くいます。
ではどういった人がウエディングプランナーに向いていているのでしょうか?
ウエディングプランナーとして活躍している人達に共通する点をいくつかご紹介します。
いくつか当てはまる項目があれば、あなたはウエディングプランナーとして活躍できる素質を持っているでしょう。
ウエディングプランナーに絶対必要な2つのこと
ウエディングプランナーになるために絶対に必要なことが2つあります。
人と接するのが好き、話すのが好き
ウエディングプランナーの仕事は、接客が最も重要です。
「人と接するのが大好き」、「人と話すがとても好き」、「接客が全く苦にならない」といった方は、ウエディングプランナーとして重要な素質を持っています。
「人と話すのは好きだけど営業はできるかな・・・」と思っている人でも十分素質があります。
新入社員のほとんどが同じ思いで営業に不安を持っています。しかし、会社の研修や先輩プランナーからの指導でそういった不安も無くなっていきます。
営業のスキルは、経験を積んでレベルアップしていくしかありません。
もちろん職場で研修やロールプレイングといった成約するためのコツやノウハウを教わりますが、経験を積むことで営業レベルもアップしていきます。
つまり営業のスキルは教わることや、学ぶことで身に付けられるということです。
人の好き嫌が無い
営業・サービス業全般に言えることですが、人の好き嫌いが多い方はウエディングプランナーには向いていません。
新郎新婦と結婚式について1ヶ月~半年以上打ち合わせを重ねるので、人の好き嫌いが多い方には辛い職業になるでしょう。
自分たちに好意を持ってくれないウエディングプランナーに結婚式をお願いする新郎新婦にとっても不幸なことです。
「この人は苦手」「この人は好きになれない」と思うこともあっても平等に接して、相手に興味を持つと共通の話題があることが分かり、打ち解け合うこともあります。人の好き嫌いが多い人はこういったことがなかなかできません。
「人と接するのが好き、人と話すことが好き」「人の好き嫌いが無い」に当てはまる方は、ウエディングプランナーとして重要な素質が備わっています。まずは第一関門をクリアです!
ウエディングプランナーとしての性格やメンタル
ウエディングプランナーとして長く活躍する人はどのような性格なのか?
長く活躍するにはどのようなメンタルが必要か?をご紹介します。
「自分は向いていないかも・・・」と思っている方でも、実はウエディングプランナーとして向いている人は多くいます。
いくつか当てはまる人は、ウエディングプランナーとして活躍できる可能性を十分備えています。
明るい人、落ち着いた人
職場にもよりますが、基本的に明るい性格の人がウエディングプランナーとして採用されやすい傾向にあります。
詳しく説明すると「少しテンションは高めで明るくしっかりした人」「明るいムードメーカとして新郎新婦を盛り上げる人」など。新郎新婦の夢を叶える結婚式を楽しく一緒に作り上げることができるタイプです。
華やかな結婚式で営業や接客をおこなうため、明るい性格のウエディングプランナーばかりかというとそうではありません。
明るい人と同じように落ち着いた人もウエディングプランナーとして採用されやすい傾向にあります。
詳しく説明すると「時折、笑顔を見せる落ち着いた雰囲気で安心感のある人」「話し方がゆっくりとしていて、誠実な雰囲気や親近感のある人」など。新郎新婦と一緒に熟考しながらおふたりらしい結婚式を一緒に作り上げるタイプです。
基本的に、新郎新婦の年齢に近いウエディングプランナーを担当させますが、新郎新婦の性格や雰囲気に合ったウエディングプランナーを担当させることもありますので、明るいウエディングプランナーと、物静かそうな落ち着いたウエディングプランナーが職場にはいます。
「自分は物静かだから、ウエディングプランナーには向かない・・・」と思ってしまう方は多くいますが、全くの間違いです。
前向きな人、失敗を次に繋げられる人
あまり知られていませんが、ウエディングの仕事は「クレーム商売」です。
小さなクレームから、取り返しのつかない大きなクレーム。弁護士が出てくるクレームもあります。
お客様の勘違いによるクレーム、プランナーやホールスタッフ、ドレススタッフのミスによるクレーム、中には「え、こんなことで」と思うクレームまで、結婚式のクレームはさまざまです。
誰もミスをしようと思って仕事はしていません。それだけにミスが発生してクレームへと発展した場合は、落ち込んでしまいます。
とくに結婚式のクレームは重い内容や、長引くケースもあります。とても落ち込みますし、悩みの種にもなります。
- ミスで落ち込んだ気持ちを切り替えることできる。
- ミスは次の結婚式で取り返す前向きな姿勢
といったメンタルの強さは、ウエディングプランナーを続ける上で必要になってきます。
ミスをすると始末書を提出することになりますが、上司はそれほど怒りません。(同じようなミスが連発すると怒られますよ)
ミスの無いウエディングプランナーはいませんし、さまざまなことを経験することで、ミスをクレームに発展させない臨機応変に対応できるウエディングプランナーへと成長することを上司は期待しています。
デスクワークのスキル
ウエディングプランナーには書類作成や、データの入力といった業務も多くあります。
パソコンやアプリケーション、システムの性能・機能アップで、事務処理は昔と比べて随分と効率的にはなってきていますが、それでも書類作成は多いので、書類作成が嫌いな人には面倒な業務となるでしょう。
顧客管理や分析のためのデータ入力もあるので、パソコン、オフィスソフトの基本的な操作には慣れておいたほうが良いです。
パソコン環境が整えられた事務所は多くはないので、古いパソコンやクセのあるパソコンもありますが、柔軟に対応してできるだけ早く職場のパソコンに慣れるようにしましょう。
ウエディングプランナーに向いている人まとめ
あなたはいくつ該当しましたか?
全て該当する必要はありません。いくつかの項目に当てはまれば、あなたはウエディングプランナーとしての素質があります。
- 接客が好きな人、人の好き嫌いが無い人
人と話すが苦手、人の好き嫌いが多い人はウエディングプランナーに向きません。 - 明るい人、物静かな人
どちらのタイプも大丈夫です。 - 前向きな人
ミスをしても気持ちを切り替えて、ミスを次の結婚式で取り戻そうとする前向きなメンタルがウエディングプランナーを続けられるポイントです。 - 書類作成が苦にならない人
書類作成やデータ入力も多い仕事です。書類作成やデスクワークが嫌いな人は面倒な仕事となるかもしれません。
ウエディングプランナー資格・試験
ウエディングプランナーになるための必須の資格、スキルアップのための資格