ウエディングのお仕事

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ブライダル業界の基本

ハウスウエディング

ハウスウエディングとは、一軒屋の邸宅を貸し切って行うプライベート感あふれる結婚式のことです。「ゲストハウス ウエディング」とも呼ばれます。

1990年代前半、もともとあったお屋敷を利用して結婚式を行ったのが始まりだといわれています。
しかし、挙式の場所が確保できなかったり、料理が満足いくものではなかったりと、挙式を挙げるには不都合な点もありました。

ハウスウエディングの流行

1990年代初頭からレストランで結婚式と披露宴ができる「レストランウエディング」が流行します。

しかし、元々は結婚式ができる施設ではないため、ブライズルームやゲストの待合室が無いなどの不備や、サービスの未熟さなど利用者からの不満も多くありました。

1900年代後半にプロデュース会社である株式会社プレス・ワーク(現アニヴェルセル株式会社)が、全く新しいウエディング施設を作ったことからハウスウエディングのスタイルが劇的に変わったと言われています。

そこには、独立型のチャペル、趣きの異なるいくつかのゲストハウス、そして広々としたガーデンが備えられており、まるで海外にいるかのような雰囲気の中で結婚式ができる施設でした。

その後、1998年にはT&G(テイク・アンド・ギヴニーズ)が創業し、ハウスウエディングを強力に推進しました。

レストランウエディングのように料理は美味しく、カジュアルな雰囲気で自分らしい結婚式ができて、サービスや会場設備も整えられており、レストランウエディングの問題が解消されたハウスウエディングは2000年代以降には地方にも広まっていきました。

ハウスウエディングが流行したもう1つの重要な点は「企画力」でした。

T&G創業者の野尻 佳孝 氏は結婚式のサービスに疑問を持っており、顧客満足度の高いサービスを目指してゲストだけではなく、新郎新婦も驚くサプライズ演出や、ユニークな企画の提案により、今までにないオリジナリティ溢れるウエディングサービスを提供します。

この企画、演出が「オリジナル ウエディング」ブームにマッチして流行して「ウエディングプランナー」という職業が注目されるきっかけとなりました。

2002年にはウエディングプラナーを主役にしたTVドラマの制作にT&Gも協力してTVドラマもヒットしました。

ハウスウエディングは次のステージへ

急激に増えたハウスウエディングですが、腕のいいシェフが確保できない、スタッフ育成が追いつかないなどの課題が出てきてハウスウエディングのブームは一旦は落ち着きます。

同じ頃、ハウスウエディングに押されていた結婚式場は、披露宴会場をゲストハウス風にリノベーションしたり、披露宴会場の1つを貸切タイプにしたり、顧客ニーズに対応できる設備、サービスへと改善し、ハウスウエディングの良い点を取り入れて巻き返していきます。

さらにホテルもウエディング施設、サービスの改善が進み、ホテルならではの宿泊とホスピタリティの高さで、再び人気を取り戻していきます。

日本の結婚式に定着したハウスウエディングも次のステージへと進んで行くでしょう。

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