調理師
資格の特徴
- サクッと解説
- 厚生労働省所轄の国家資格です
- 必須の免許ではありませんが、持っていれば就職に有利です
- 試験はそれほど難しくはなく、事前学習をしっかりやれば合格可能
調理師の免許は国家資格になります。
名称独占資格であるため、調理師免許を持っていない人が「調理師」を名乗ることはできません。
調理師の資格を取得するには、次の2つの方法があります。
1. 調理師試験に合格し、免許の交付を受ける
- 食堂などの飲食店や給食施設などで、2年以上の調理業務経験を積む
- 各都道府県の実施する調理師試験を受け、合格する
- 住所地の都道府県知事に免許を申請する
- 都道府県知事から調理師免許の交付を受ける
2. 調理師養成施設を卒業し、免許の交付を受ける
- 厚生労働大臣の指定する調理師養成施設に1年以上通って卒業する
- 住所地の都道府県知事に免許を申請する
- 都道府県知事から調理師免許の交付を受ける
いずれの方法も中学校卒業以上、あるいは同等以上の学寮を有する者とされています。
資格の級・レベル
調理師には下記の級・レベルがあります。
調理師
- 費用
- 5,000円~(各都道府県によって異なる)
- 受験条件
下記の学歴及び職歴の条件を満たしている必要があります。
学歴
- 中学校卒業以上の者
- 中学校卒業と同等以上の学力を有すると厚生労働大臣が認定した者
職歴
下記の営業施設で2年以上、調理業務に従事した経験のある者
- 飲食店営業(旅館、簡易宿泊所を含む)
- 魚介類販売業(店舗で魚介類を販売する営業のこと)
- そうざい製造業(煮物、焼物、揚物、蒸し物、酢の物等を製造する営業)
- 学校、病院、寮などの給食施設(継続して1回20食以上、又は1日50食以上調理している施設)
- 試験内容
-
筆記試験
7科目全60問、マークシートによる四肢択一方式
試験科目
- 食文化概論
- 衛生法規
- 公衆衛生学
- 栄養学
- 食品学
- 食品衛生学
- 調理理論
- 試験月
- 年1回(神奈川県、京都府、大阪府は年2回)※受験日は各都道府県で異なる
- 合格率
- 60%~
受験場所
筆記試験の会場
各都道府県の試験会場
資格のお問い合せ
資格の試験日、試験会場などは下記ホームページの情報をご覧いただくか、下記までお問い合せください。